不能犯 あらすじ
ある街の公衆電話ボックスの下に待ち合わせ場所を書いて貼っておくと不気味な男が現れ、証拠を一つ残さず人を殺してくれるという都市伝説があります。
男の名は宇相吹。
宇相吹は相手に様々なハッタリをかけ殺します。
例えば喫茶店でアイスティーを飲んでいる男に、毒を盛っていることを告げる宇相吹。
実際にアイスティー1滴をアリの上に落とすとアリは死にました。
男は闇金業者で、多くの人間から恨みを買っています。
その心理に付け入る様に宇相吹は様々なことばかけます。
最後に「心配しなくていいですよ。楽に逝ける」と宇相吹が言い、男は倒れてしまいます。
しかし、実際男が飲んでいたのはただのアイスティーで死因は急激な血圧低下によるショック死。
宇相吹は様々な手段で相手に死を思い込ませ、相手をショック死に追い込むのです。
しかし、宇相吹が行なっている行為を罪に問うことは難しく、法的に宇相吹は「不能犯」と呼ばれています。
他人の死を願う様々な依頼人が宇相吹に殺しを依頼し展開していくストーリーです。
主要キャラ
宇相吹正
黒髮の不気味な男。
公衆電話の下にある依頼をもとに様々な殺人を行う。
「水をかける」「玩具のナイフで刺す」「蝶々をばら撒く」など死と直結するとは言い難い行為で、相手をショック死に追いやる。
人が言う善悪に興味を持っていない。
野良猫を10匹くらい引き連れている。
多田友樹
刑事課の捜査員。
人一倍強い正義感を持つ。
夜目を殺した宇相吹を捕まえようと追い続ける。
夜目真冬
刑事課の捜査員。
多田の指導員。
過去に上司である河津村の息子を誤認逮捕し自殺に追いやる。
そのことを後悔していたが、河津村の依頼を受けた宇相吹に殺されてしまう。
百々瀬麻子
刑事課の捜査員。
多田の後輩。
どんくさいが、富永の死亡を自殺ではなく結夏による殺害とすぐ見抜くなど、それなりの推理力を持ち合わせている。
夜目結夏
美冬の姉。
米国で心理学を学び、心理カウンセラーとして活動している。
妹を殺した宇相吹を必ず殺すと心に決めている。
感想
ほとんどが1話完結なのですが、正直1巻から5巻までほとんど同じ展開!!
マジで面白くなかったです(笑)
まず皆簡単に死にすぎ。そんな簡単に人間死なねーよ(笑)
パターンとしては
①復讐を依頼→復讐完了→実はターゲットは良い人でした→依頼人自殺or自暴自棄
②復讐を依頼→復讐完了→実はターゲットではなく身近な人間が悪だった→依頼人が身近な人間を殺す→依頼人刑務所送り
③復讐を依頼→なぜか自分が宇相吹に殺される→実は他の人間が自分の殺しを依頼していた→なんやかんやソイツも不幸になる
おおかたこの3パターンです。
なんの捻りもありません!!
不能犯の通信簿
絵柄 ⭐⭐☆☆☆
演出 ⭐☆☆☆
ストーリー ⭐☆☆☆
キャラクター ⭐☆☆☆☆
世界観 ⭐⭐☆☆☆
セリフ ⭐☆☆☆☆