人間失格 全巻 読んでみた あらすじ 感想

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人間失格 あらすじ

漫画家の古屋兎丸はネタ探しの為のネットサーフィンをしていると大庭葉蔵という男の日記に辿りつきまます。

サイトの名は「人間失格」。

そこには大庭葉蔵の妙に生々しい心の内と行動が書かれていました。

日記は「恥の多い生涯を送ってきました」という一言で始まります。

葉蔵はとある私立高校に通う普通の学生でした。

学校ではクラスの皆を笑わせる人気者。

先生にも気遣いが出来る完璧な生徒。

模試でもトップの成績。

しかし、それらは自らの感情を隠し道化としての自分を演じている仮の姿に過ぎませんでした。

クラスメイトが哀しんでいれば、同じ様に哀しむという「普通」を演じ、友人が用事があり急いでいれば掃除を代わってあげ人望を得るという「普通」を演じる。

「普通」が分からない葉蔵にとって、「普通」は演じることでしか表現出来ませんでした。

なので自分では理解し得ない周りにいる普通の人間に葉蔵はいつも恐怖を感じていました。

ある日葉蔵は美術予備校の友人である堀木正雄に逆ナンしてきた女に誘われた場所へ2人で行くことになります。

しかし、そこは労働者の権利を訴える政治的集会でした。

ちょっとした人間観察のつもりで、集会に参加した葉蔵でしたが、社会の日陰の様な集まりに居心地の良さを感じてしまい、積極的に活動に参加する様になります。

学校にも行かなくなった葉蔵に父親はブチ切れて、自由に使えていた父親のカードやマンションを取り上げられてしまい、ぼろアパートに放り出されてしまいます。

集会しか拠り所がなくなった葉蔵は、ある日集会の一員である岬と体の関係を持ってしまいます。

しかし、岬の彼氏である佐々木(集会のリーダー)にそのことがバレてしまい集会からも逃げる様に追い出されてしまいます。

手元に残ったのは千円のみ。

その千円で通りがかったキャバクラに入ると、席についたホステスのアゲハに千円では足りないと言われます。

「じゃあ水だけでいいから、しばらくいさせてくれないか」とお願いすると、アゲハも何かを察したのか「ここは私が飲ませてあげる」と飲み食いさせてもらいます。

仕事が終わり店から出たアゲハは、雨にも関わらず傘もささずしゃがみこんでいる葉蔵を見つけます。

そして帰る場所がない葉蔵を家に泊めてあげます。

その場で肉体関係を持った2人はその日の内に惹かれあっていきます。

家を出る葉蔵に真美は5万円を握らせ見送ります。

しかし、ぼろアパートに帰ると佐々木達が待ち伏せており、家から出る事が出来ません。

挙げ句の果てに、兄から葉蔵が学校を留年した為もう仕送りもせず勘当すると父親が言っているという旨の手紙が届き、ついにお金のあても潰えてしまいます。

佐々木達の目を盗み家から出て、ホームレス生活を余儀なくされた葉蔵は1ヶ月程した頃、堀木と一緒にアゲハのいるキャバクラに行くことになります。

そこで酔い潰れ、葉蔵はアゲハに家にもう一度泊めてもらうことになります。

翌日アゲハが海を見に行きたいと言ったことから鎌倉の海に向かう2人。

海を眺めるアゲハが「死にたいなぁ・・」と呟きます。

すると葉蔵は「それ、いいね。一緒に死のうか」と意気投合します。

心中することになった2人は、手を繋ぎ海の奥へと歩いて行きます。

これまで父親に縛られ、道化として生きてきた自分からやっと解放されると思った葉蔵でしたが死の直前、死にたくないとい感情が芽生えます。

結局葉蔵は助かり、アゲハだけが死んでしまいます。

そんな時、自身の人生を綴る日記の一行目が思い浮かびました。

「恥の多い生涯を送ってきました」

しかし、葉蔵の不幸はそれだけでは終わらず、、、

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主要キャラ

大庭葉蔵

本作の主人公。
裕福な家に生まれ、容姿端麗・成績優秀と完璧な人生を送っていた。
幼少期の父親の教育もあり、道化として生きていくようになる。
酒、タバコ、政治団体への参加、不登校などが続いたことから親からも見放され、徐々に人生が狂い始める。

堀木正雄

葉蔵の通っていた美術予備校の生徒。
葉蔵にタバコや酒、風俗などを教える。
女にだらしないが表裏のない良いやつ。
「人間失格」のサイトを立ち上げた張本人。

アゲハ

葉蔵が入った店のキャバクラ嬢。

葉蔵と心中を行い死んでしまう。
心中前に葉蔵に泉谷真美という本名を名乗る。
右手にアゲハチョウの刺青をしている。

渋田平蔵

葉蔵の父親の太鼓持ちをしていた骨董商。
葉蔵からはヒラメと呼ばれている。
心中未遂後、警察に保護されていた葉蔵の身元を引き受ける。
その対価として葉蔵の父親から月25万円のお金が送金されており、お金を受け取り続けるため葉蔵を家に軟禁している。

田中静子

堀木がイラストを描いている雑誌の編集者。
ヒラメの家から逃げ出した葉蔵を温かく迎え入れる。
葉蔵に対して恋愛感情を持っているが、葉蔵が自分に興味がないことを察している。

朝井佳乃

蔵がよく行くタバコ屋の娘。
高校を出たばかりの18歳。
葉蔵が初めて恋愛感情を持った人物。
タバコ屋に通いつめた葉蔵と結婚する。
純粋無垢で疑いを知らない。

佐々木

葉蔵が堀木に誘われ参加した大日本労働者維新連合会のリーダー。

東大の博士卒のニート。

岬の男であり、岬を葉蔵に寝取られたことで葉蔵を執拗に追い回す。

大日本労働者維新連合会のメンバー。
葉蔵を甘やかし、食事をご馳走したり、ノートパソコンなどを買ってあげてしまう。

古屋兎丸

漫画家。
漫画のネタ探しをしていたところ、葉蔵の日記を発見する。
日記「読み終えた後、葉蔵のことが気になり、葉蔵の周辺の人間にアプローチする。

感想

いやー、かなり葉蔵の闇が深いですね(笑)
人間こうも落ちぶれるかってゆーくらい落ちぶれちゃいます。
学生時代普通そうに見えて大人になって殺人とかする人は心の中はこんな感じなのかなとか考えちゃいました!!

ストーリーとしは読み応えがかなりあったと思います。
独特の世界観で3巻に渡り葉蔵の不幸な人生が描かれてる訳なんですけど、その時々の葉蔵の感情が細かく描かれているのが分かりやすくて良かったです。
まぁ不幸の中にも女を一瞬で寝とってしまうという羨ましさもある訳なんですが(笑)
あと、落ちぶれた人間に対する周りの対応の変化もリアルで面白かったと思います。(ヒラメや堀木とか)
おそらく堀木は葉蔵のことを心の奥では、嫌っていたと思います。
心中や不登校などフラフラした人生を送りながら女を簡単に寝とったり、漫画も上手くいき、可愛い女と結婚したりと堀木からすると妬むポイントも沢山ありました。
実際、堀木の言動や行動が葉蔵を苦しめるようだったのも事実です。
そういった感情が「人間失格」といサイトを立ち上げた経緯だったのかなと思います。

個人的にはこうゆう短期完結する漫画は余計なシーンとかが少なくて良いです!!
なかなか他に無いジャンルなんで個人的にはオススメです!

人間失格の通信簿

絵柄     ⭐⭐⭐☆☆

演出     ⭐⭐⭐☆☆

ストーリー  ⭐⭐⭐⭐☆

キャラクター ⭐⭐☆☆☆

世界観    ⭐⭐⭐⭐☆

セリフ    ⭐⭐⭐⭐☆

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