目次
主要キャラ
田中藍名
本作の主人公。
2年交際した嗣智から婚約破棄を言い渡され、傷心していたところを卯月に介抱される。
それ以降、卯月との2年に渡る契約結婚が始まる。
狩野小路卯月
藍名の旦那。
年齢は19歳にして小説家として活躍している。
狩野小路という苗字を変える為、藍名と契約結婚する。
初体験の相手は藍名。
八幡任
卯月の作家時代の担当編集者。
かなりの辛口で卯月を100万部作家まで育て上げた。
戸部嗣智
藍名の元カレ。
藍名との婚約中に新入社員の美優と付き合うことになり、藍名に別れをつげる。
初瀬美優
藍名が勤める会社の後輩。
藍名と婚約中の嗣智を奪い、交際している。
しかし卯月と交際している藍名への嫉妬を持ち続けている。
8話ネタバレ
追い返される八幡
八幡に家から出ていくよう促す藍名。
「ここは私と卯月くんの家です」
しばらく睨み合った2人だったが、八幡は「今日のところはとりあえず帰るがまた来るからな、卯月」と残し席を立ったのだった。
膨らむ卯月への思い
その後、藍名に膝枕をしてもらいながら感謝を告げる卯月。
「僕1人じゃきっと追い返せなかった」と言う卯月に対して「私がいるから大丈夫よ」と返す藍名。
はじめは2年間部屋を散らかさず住んでくれれば十分くらいにしか思っていなかった卯月との結婚だったが、知らない間に藍名の中で卯月を愛おしく思う気持ちが強くなっていた。
そして藍名は士郎が言ってた「口やかましい舅姑小姑もいない最高の結婚相手じゃねぇか」という言葉を思い出しながら『並の姑より凄いのがついてきたみたい』と少しため息をついたのだった。
普通の生活を目指す卯月
一方の卯月は八幡に言われた「書く以外にお前に何が出来るんだよ」という言葉に傷心していた。
売れているのに作家を辞めてしまうという身勝手な行動を贅沢なのでないか?と少し自暴自棄になる卯月。
そんな卯月に藍名は頭を撫でながら「やってみたら?普通の生活」と言ったのだ。
「予備校に通って大学受験し直しても良いし、全然違う仕事をしてみても良いと思う」
藍名のその言葉に卯月は少し目を潤わせる。
そして卯月は藍名にキスをして「ありがとう、頑張ってみる」と宣言したのだった。
アルバイトを始めた卯月
後日洋食レストランのホールとして働き始めた卯月。
その容姿からか客からは「イケメン」と注目を浴びるほどの働きぶりをみせていた。
来客していた嗣智と美優
するとそこにたまたま嗣智と美優が来客していた。
美優は「田中先輩最初から二股してたんじゃない?」と藍名についての愚痴を嗣智にこぼしていた。
嗣智は必死に美優をなだめようとする。
そんな2人の席に卯月が料理を運んできた。
卯月を見て美優は『確か田中先輩の・・・』と藍名の旦那であることを思い出す。
すると美優は携帯カメラを取り出し『ふーん・・・良いこと思いついちゃった♡』と何か悪巧みも考えついたのだった。