目次
主要キャラ
田中藍名
本作の主人公。
2年交際した嗣智から婚約破棄を言い渡され、傷心していたところを卯月に介抱される。
それ以降、卯月との2年に渡る契約結婚が始まる。
男顔負けのしっかりとした性格をしている。
狩野小路卯月
藍名の旦那。
年齢は19歳にして小説家として活躍している。
狩野小路という苗字を変える為、藍名と契約結婚する。
恋愛経験が全くなく、藍名から女心を色々教えて貰っている。
八幡任
卯月の作家時代の担当編集者。
かなりの辛口で卯月を100万部作家まで育て上げた。
戸部嗣智
藍名の元婚約者。
藍名との婚約中に新入社員の美優と付き合うことになり、藍名に別れを告げる。
初瀬美優
藍名が勤める会社の後輩。
藍名と婚約中の嗣智を奪い、交際している。
しかし卯月と交際している藍名への嫉妬を持ち続けている。
11話ネタバレ
エッチを断られた卯月
見送りのキスをしようとすると藍名に断られてしまう卯月。
昨晩もエッチを断られたということもあり、その理由を考える。
『1週間もしないうちにバイト辞めたから?』
昨晩藍名から「別に毎日しなくても良いのよ、義務じゃないんだから」と断られたことが卯月にとってはかなりショックのようであった。
相談相手がいない卯月
しかし卯月にはそれを相談出来る相手がいなかった。
誰かに相談出来ないかと卯月は携帯を見つめる。
携帯の画面には八幡の名前が・・・
元婚約者
会社に到着しエレベーターに乗る藍名。
すると元婚約者の嗣智がエレベーターにギリギリで乗り込んで来た。
「おはようございます」と他人行儀な態度をみせる藍名だったが嗣智は「新婚生活はどう?」といきなり尋ねてきた。
「お陰様で幸せです」とニコッと笑うと嗣智はなんと「だろうね、僕は間違えてたのかもしれないな。君の御主人が羨ましいよ。」と言い出したのだ。
どうやら藍名を捨てて婚約した美優は結婚を延期したいと言い出したようなのだ。
それを聞いて藍那は『こいつこんなに情けない男だったのね』と寒気さえ覚える。
そして藍名は「私は捨てられたなんて思っていませんし、間違っていたとも思いませんから」と捨て台詞を吐いてエレベーターを後にしたのだった。
生理だった藍名
女子トイレで化粧直しをする藍名。
生理ということもあり化粧ののりが悪いとファンデーションを塗り直す。
そして『今日も1日頑張りますか』と気を改めた。
八幡に相談する卯月
カラオケで密会する卯月と八幡。
内容は当然卯月が抱える夜の営みの悩み相談であった。
まず八幡は卯月が自分以外に相談出来る相手がいなかったことを見抜く。
八幡も自分が卯月の青春時代を仕事で忙しくさせたことには多少の責任を感じていた。
さっそくバイトを辞めたことを報告すると、八幡は「続くわきゃねぇと思ってたよ」と返した。
「藍名さんの会社の後輩がきて、ペンネームをバラされたんだ」と理由を説明すると、美優に心当たりがあった八幡も「あぁ、あのあざと可愛い系の・・お前の嫁の関係者か」と反応を示す。
一通り卯月の悩み事情を聞いた八幡。
すると八幡の口から「それはバイトを辞めたのを怒ってるんじゃなくて嫉妬してるんだ」と卯月が予想だにしていなかった答えが返ってきた。