主要キャラ
夏菜子
本作の主人公。
10代の時、付き合ってた彼氏の不倫がトラウマになり、それから楽な相手と遊び回る日々を過ごすようになる。
関隼人
夏菜子が勤務する会社を担当する運送業の青年。
イケメンで爽やかな笑顔から女性人気も高い。
親の借金を援助するなかなり厳しい生活をしている。
童貞であったが、家に来た夏菜子で卒業する。
4話ネタバレ
牛丼をご馳走してもらう隼人
帰っていく隼人を呼び止める夏菜子。
夏菜子は助けてくれたお礼に何かご馳走しようと思っていた。
そして隼人が要求したご馳走は・・・牛丼であった。
「ねぇほんとにここで良いの?私の奢りだしもっと・・」と尋ねる夏菜子。
だが隼人は「はい、俺牛丼大好きなんで」と満面の笑みで牛丼を頬張った。
その笑みにまたも夏菜子は顔を赤くしてしまう。
昔を懐かしむ
せっかくなので牛丼を食べる夏菜子。
すると思った以上の美味しさに少し驚いてしまう。
それと同時に『牛丼なんて何年ぶりだろう』と過去の思い出に浸ってしまう。
ジーンズと白いTシャツで元彼ときた淡い思い出が蘇る。
最近は高級バーばかり行き、食べ物を美味しいと思うことすらなくなってきた夏菜子にとって牛丼の味はかなり新鮮であった。
そして自分の横でその牛丼を美味しそうに食べる隼人を見て『学生同時のデートみたい』と懐かしむのだった。
電話番号を渡す隼人
食べ終わり解散する2人。
去り際に隼人は「さっき出しゃばった真似してスミマセンでした」と謝罪する。
そんな隼人は夏菜子が寂しそうな顔をしていたから助けたくなったと言う。
それを聞いて夏菜子は自分がそんな表情をしていたことに驚く。
そして最後に隼人は自分の名刺にプライベート用の番号を書いて夏菜子に渡した。
隼人「寂しくなったり誰かに会いたくなったらいつでも連絡下さい」
そう言われた夏菜子の視線は隼人に釘付けになる。
そして帰りの電車でも夏菜子は貰った名刺をずっと握りしめていたのだった。
担当交代した隼人
翌日、夏菜子が勤める会社に運送会社が現れる。
だが荷物を届けに来たのは隼人ではなく山岸という別の人間だった。
どうやら担当の変更があったらしく、隼人がもう荷物を届けに来ることはないみたいであった。
それを聞いて思わずガッカリしてしまう夏菜子。
さらに夏菜子は同じ職場の女の子が隼人にアプローチしているという話も耳にしてしまう。
夏菜子『そりゃそうよね、あんな好青年、女の子が放っておくわけがない』
電話しようとする隼人
自宅で隼人に貰った名刺を眺める夏菜子。
特に寂しい訳ではなかったが連絡を取りたくなった夏菜子は電話してみることにした。
だがその電話番号は現在使われいなかったのだ。