目次
主要キャラ
花里(村上)舞衣子
本作の主人公。
独身だった29歳の時、父から晴海との見合いの話を持ちかけられる。
穏やかな晴海に心惹かれる。
花里晴海
舞衣子の旦那。
44歳のバツイチ。
大事な取引先の社長である村上から見合いの話を持ちかけられ、断れず舞衣子とお見合いすることになる。
竹田紫
舞衣子の会社の上司。
舞衣子とは逆の10個歳下の年の差婚をしている。
ノリが良く、明るい性格をしている。
2話 ネタバレ
次のデートにワクワクする舞衣子
「楽しみにしております」と次のデートに期待を膨らませる舞衣子。
その表情を見て晴海は何も言い返す事が出来なかった。
帰り道、舞衣子は晴海との新婚生活を色々想像しながら帰ったのだった。
年の差婚アドバイス
後日、会社で上司の紫から首を突っ込まれる舞衣子。
紫「その後、お見合いの相手とはどうなのよ〜」
*紫も10個歳下の旦那との年の差婚である
舞衣子は正直に「とくに問題ないので結婚すると思います、ちなみにキスはまだです。」と答えた。
すると舞衣子は逆に年の差婚の先輩である紫に注意点を色々伺う。(メモを用意しながら)
体力的にことや、カラオケに行った時の虚しさなど舞衣子は紫から色々教えて貰ったのだった。
晴海とのデート
歩きながら単刀直入に「年下は嫌いですか?」と尋ねる舞衣子。
さらに舞衣子は「ゲームは全く出来ませんがダメですか?カラオケは重要でしょうか?」と紫に教わったことを片っ端から質問していく。
グイグイくる舞衣子に晴海も少し困惑するが「好き嫌いに年令は関係ありません、ちなみにゲームもカラオケも・・・」となんとか答える。
それを聞いて舞衣子も安心する。
だがその後晴海は「ただ、あなたにはもっとふさわしい方がいらっしゃると思いますよ」と続けて頭を下げたのだった。
お見合いに出るまでの経緯
実は晴海はもともと舞衣子とお見合いするつもりなど全くなかったのだ。
だが取引先である舞衣子の父の勧めが余りにも強く、渋々お見合いに出席することにしたのだった。
『出席しても断られてしまうのがオチだ』と考えていたお見合いだったが、予想外に舞衣子がグイグイ来たので晴海は困惑しきっていたのだ。
舞衣子の気持ち
交際を断られてしまった舞衣子。
だが舞衣子は頭を下げる晴海に「私は父の見立てに間違いはないと思っています」と答えたのだった。
男手一つで自分を幼少期から育ててくれた父に舞衣子はずっと感謝しており、その父が選んだ相手なら間違いはないと思っていたのだ。
そして舞衣子自身もまた晴海に惹かれてしまっていた。
舞衣子「わたしは花里さんがいいです!」
そう言われ晴海も改めて舞衣子の正直な人間性を感じたのだった。
キスを待つ舞衣子
すると舞衣子は目を閉じでこちらを見上げていたのだ。
『これはどう見てもキス待ち??』と困惑する晴海。
だがそんな雰囲気など一切なかった為、晴海にはどうすることも出来ない。
すると舞衣子は目を開けて「キスしないんですか?」と不思議そうに晴海を見つめる。
舞衣子はなんとキスは3回目のデートで必ずするものだと思っていたのだ。
それを聞いて晴海は『この子、ちょっとズレてる?』と困った表情をみせたのだった。
急にキスをする晴海
歩いていると2人はソフトクリーム屋を発見する。
食べ物には目がない舞衣子は看板に書いてある「ワカメ味あります」という広告に釘付けになる。
思わずソフトクリームを買ってしまった舞衣子。
そして「好きなもの増えたら幸せじゃないですか」と美味しそうにソフトクリームを食べるのだった。
そんな幸せそうに食べる舞衣子を微笑ましく眺める晴海。
すると舞衣子が「ひと口どうです?あっ、甘いもの好きですか?」尋ねてきた。
それに対し晴海は「ひと口貰おうかな」と答えると、なんといきなり舞衣子の手を取ってキスをしてきたのだ。
晴海「好きですよ、甘いの」
動揺した舞衣子はソフトクリームを落としてしまう。
そして晴海がもう一個買ってこようと舞衣子の顔を見上げると、舞衣子の顔は尋常じゃないくらいに赤くなっていたのだった。