目次
主要キャラ
花里舞衣子
本作の主人公。
天然な性格だが何事にも真っ直ぐな性格。
花里晴海
舞衣子の旦那。
44歳のバツイチ。
元嫁が買ってきた箸置きの処分に困っている。
西川美雪
晴海の元嫁。
数年ぶりにいきなり晴海にかける。
11話ネタバレ
突然の元嫁からの着信
まさかの元嫁(美雪)からの着信に焦る晴海。
『本当にここ数年やり取りしてなかったのになぜ、今!!』
ずっと携帯を見つめる晴海に舞衣子が「出ないんですか?」と問いかける。
さすがに出ないのも不自然だと思い席を立ち電話に出る晴海。
電話に出ると「遅い!!」と美雪の荒らげた声が鳴り響いた。
元嫁のまさかの要件
舞衣子もウトウトしながらも電話越しの声が女性のものであることにうっすら気がつく。
そして晴海が要件を尋ねると美雪はなんと「今日泊めてよ」と言い出したのだ。
思いもしない発言に晴海も携帯の音量を下げながら通話する。
美雪のお願いを「無理だよ。前と状況が違う」と断る晴海だったが、それでも引き下がらないので晴海は再婚したことを伝えたのだった。
それを聞いた舞衣子は電話の相手が元嫁であることに気がつき、散らばってた箸置きを箱の中に片付けた。
片付けられていた箸置き
なんとか美雪のお願いを断り、電話をきった晴海。
だが振り返るとソファーでウトウトしていた舞衣子の姿はなく、箸置きも片付けられていることに気がつく。
『片付けられてる・・・』
正直に話す晴海
洗面所で顔を洗っていた舞衣子。
舞衣子「お電話終わりました?前の奥様からですか?」
「酔っ払って掛けてきただけみたい・・」と晴海が言うと舞衣子は「すみません」と謝ってきた。
どうやら元嫁からの電話なのに空気読めず横にいてしまったことを反省しているようだ。
舞衣子が愛おしくなる晴海
晴海も「ごめん、隠れて話す方が不愉快だと思ったんだけど・・」と謝って返す。
舞衣子は昔から自分が空気を読めないことに気をつけていた。
それでも読めないものは読めないと多少開き直ってはいるのだが、晴海が嫌と思うことは極力避けたいと思っていた。
舞衣子「だから私が嫌なことしたら言ってくださいね」
そう言われ胸がキュンとなる晴海。
そして「俺相手にそんなに気を使うことないよ」とギュッと抱きしめた。
それに対し舞衣子は「晴海さんだから・・一生一緒に暮らす相手だから気を遣うんです。」と安らかな表情で答えたのだった。
舞衣子の耳元で「(エッチの)続きしよっか」と囁く晴海。
だが様子が変だと思い舞衣子の顔を覗いてみると・・・なんと寝落ちしていた。
結局2人はそのまま寝ることにしたのだった。
電話の意図が気になる晴海
ベッドでどうして美雪が突然電話かけてきたのか考える晴海。
だがもともと酒癖が悪いこともあり『まぁいつもの気まぐれだろう』と思い過ごすことにした。
朝食を作る舞衣子
翌朝、晴海がランニングから帰ると既に舞衣子が朝食の準備をしていた。
舞衣子「これからは毎朝食私が作ります」
「無理しなくていいよ?今まで通り俺がやっても問題ない」と言う晴海だが舞衣子は「大丈夫です。やらなければ慣れませんので!」と言い張る。
テーブルの上にはトースト、オムレツ、スープをメインとしたそれなりに豪華な朝食が出来上がった。
「まだまだですが」と謙遜する舞衣子だが晴海は「十分だよ」と褒めちぎる。
さらに舞衣子は親戚が新しく開く料理教室に通うことを報告する。
「頑張ります!」と言う舞衣子に、晴海は一瞬表情を曇らせ「あんまり頑張り過ぎないでね。無理のない範囲で」と答えたのだった。
お決まりの水曜日のカレー
会社の食堂でで昼食を取ろうとする晴海だったが仕事が長引いたせいで昼食ラッシュに乗り遅れてしまった。
仕方なく他の行きつけのカレー屋で食事を済ませることにした。
カレーを食べながら『なんの料理習うんだろ?ここにも1度連れてきたい。喜ぶ顔が目に浮かぶ。』と想像する晴海。
すると一人の女性が「すいません。相席いいですか?」と向かいの席に座ってきた。
気にせずカレーを食べる晴海だったがその女性が「相変わらず水曜はカレーの日なんだ?」と声をかけてきたのだ。