目次
登場キャラ
雨樹凛子
本作の主人公。
容姿端麗のキャリアウーマン。
唯一の処女というコンプレックスもなくなり自身に満ち溢れている。
上坂弦
凛子の同期。
イケメンで営業成績もトップ。
童貞とは思わせないリード力も兼ね備えている。
林
上坂の後輩。
突然の恐怖
怪しげな帽子の男から口を抑えられる凛子。
男「お姉さん、綺麗だねぇ。俺すごくタイプだわ」
必死に抵抗する凛子。
そして男の手は凛子の下半身に・・・
さらに男は「静かにしろよっ!!」と凛子に忠告する。
恐怖で凛子の身体は硬直してしまう。
だがなんとか凛子は近くにあった花瓶に手を伸ばし、生花で男の顔面を引っ掻いた。
なんとか逃げ切った凛子
男に一瞬出来た隙を見て逃げる凛子。
そしてすぐ近くにいた警備員に助けを求め、なんとか難を逃れることが出来た。
その後男は警備員に無事捕獲された。
どうやら男は見学者を装った変質者であったようだ。
後輩たちからの眼差しに悩む凛子
心配した後輩達が凛子のもとへ駆け寄ってくる。
平然を装い「うん・・もう大丈夫よ、ありがとう」と答える凛子。
そんな凛子を後輩達は尊敬の眼差しで見つめる。
後輩「なんだかんだ不審者を1人で対象しちゃうんですもん。何かあったら雨樹さんに守ってもらお!!」
こんな時も強い女性として見られてしまうことにどこか凛子は寂しさを感じてしまう。
気丈に振る舞う凛子を気遣う上坂
近くにいた上坂も騒がしい社内の様子に気がつき後輩の林に事情を伺う。
そして後輩達の前で気丈に振る舞う凛子が気になった上坂は「雨樹さんちょっといい?」と呼び出したのだった。
泣きじゃくる凛子
凛子を資料室に連れていく上坂。
そして上坂は凛子を自分の胸に抱き寄せたのだった。
「しっ、心配してくれたの?私なら大丈夫よ!」と言う凛子に上坂は「俺の前ぐらいは素になってもいいんじゃない?」と言ったのだった。
それを言われ肩の力が抜けた凛子は上坂の背中に手を回し「本当はすごく怖かった」と泣きじゃくるのだった。
凛子の頭を撫で「もう大丈夫だから」と言葉をかける上坂。
上坂の胸の中で凛子は『この人には寄りかかっていいんだ』と感じたのだった。
凛子からのメッセージ
テーブルの鞄を取り退社する上坂。
すると机の上に手紙らしきものが置かれていることに気がつく。
中身を読むと「借りっぱなしは気が引けるので上坂くんが今後弱音を吐く時は優先的にお貸し致します。今日はありがとう。雨樹凛子」と書かれていた。
それを見て上坂は思わず吹き出してしまった。
トラウマになりたくない凛子
週に一回の上坂との約束の火曜日を迎えた凛子。
上坂は「この前の不審者の件もあるから今日は無理してしなくても良いよ」と気を使ってきた。
だが凛子としはせっかく未経験じゃなくなったのに先日の事件でトラウマにはなりたくないと考えていた。
まさかの上坂宅へ?
ホテル前に着いた2人。
だがその日はホテル開設3周年記念の割引キャンペーンの日で既に待ちが20組もあった。
『今日はこのまま解散かな・・』と諦めかける凛子。
すると上坂が「これから起こるかもしれない予習ってことでウチ来る?」と誘ってきたのだ。
驚いた凛子だったがすぐに「うん」と頷いたのだった。