目次
主要キャラ
田中藍名
本作の主人公。
10歳歳下の卯月と結婚する。
卯月の上達した夜のテクニックの虜になってしまう。
狩野小路卯月
藍名の旦那。
年齢は19歳にして小説家として活躍している。
藍名との夜の営みに悩み八幡に相談する。
八幡任
卯月の作家時代の担当編集者。
卯月にセックス指導を行う。
17話 ネタバレ
別れたくな藍名
アラームで起きる藍名。
横にいる卯月の寝顔を見て藍名は不安を感じる。
『どうしよう・・・私もう卯月くんと別れたくないと思ってる』
*藍名と卯月は2年間の契約結婚中である
目を覚ます卯月。
「おはよう」と言い合う2人。
あくびをする卯月を見て藍名は改めて『寝起きなのにこんなに綺麗・・』と見とれてしまう。
それに引き換えスッピンであることが恥ずかしくなった藍名はすぐに顔を洗いにいく。
朝食を作ってくれた卯月
サッと化粧を済まし朝食を作ろうと食卓に向かうと・・・なんと卯月が既に朝食を作ってくれていた。
「料理出来なかったんじゃ・・・」と驚く藍名だったがどうやら卯月は仕事を辞めて空いた時間に練習していたようだ。
もっと自分に依存してほしい藍名
朝食を食べ終え、出勤する藍名。
笑顔で見送られた藍名だったが自分が卯月から少しでも頼られる存在でいたいと不安を感じていた。
『嬉しいけど料理なんか覚えてほしくなかった気もする・・私卯月くんに依存してほしいと思ってる?』
八幡への頼み
出勤すると常務から悪い知らせを受ける。
今日会食を予定していた料亭が食中毒を出したようなのだ。
取引先も和食店を希望していたようなのだが、今回は仕方なくホテルのレストランに変更すると諦める常務。
そんな時、藍名は先日八幡と行った高級和食店「紋」を思い出す。
だが八幡に頼み事をするのはどうしても気が引けてしまう藍名。
*さらに卯月が八幡に夜の相談したことで余計に気が引けていた
しかし『ええい!そんなこと言ってられない!』と割り切った藍名は「ご心配なく。調整しますので少しお時間頂けますか」と言ったのだった。
卯月を巻き込みたくない藍名
すぐに八幡に電話する藍名。
藍名が「いつも夫がお世話になっております」と低姿勢でいくも八幡は「おう!」と相変わらず上から目線の対応をみせる。
そして本題の「紋」の予約についてお願いすると八幡は1つ条件を提示してきた。
八幡「タダじゃなぁ。卯月に短編かエッセイの1つでも書かせてくれるなら。」
それを聞いてすぐに『頼むんじゃなかった』と後悔する藍名。
卯月を巻き込むつもりがない藍名は断って電話を切ろうとする。
藍名への貸し
すると八幡は「待てよ!冗談だ。」と止めてきて、代わりに「卯月とは関係なく貸しってことで。いつかアンタが返してくれれば良い。」と言ったのだった。
なんとか予約を取り付けることが出来た藍名。
一方の八幡は『さーて、この貸しいつどうやって返してもらおうかな』と考えるのだった。