目次
登場キャラ
雨樹凛子
本作の主人公。
自分は志保に何一つ勝るところがないと思っている。
上坂弦
凛子の同期。
クールに装っているが実は嫉妬深かったりする。
飯野志保
上坂の初恋の相手。
実は悪女な一面を持っている。
緋山余一
凛子が勤務するブライダル会社の専属の営業会社の男。
いつもなぜか凛子のピンチに遭遇する。
22話ネタバレ
拒んでしまった凛子
上坂の携帯に志保から連絡が来たのを見てしまった凛子。
志保から言われたあの言葉を思い出してしまう。
「一晩中一緒にいてくれたこともあったな」
さらに体を触られながら凛子は『こんな風に志保さんに触れたかな。たとえ最後までしていなかったとしてもキスくらいは・・・』と考えてしまう。
そして辛くなってしまった凛子は「ごめん、なんか今日、無理かも・・」と触れられるのを拒んだのだった。
すれ違う2人
驚いた表情をみせる上坂。
上坂「俺に触られんの嫌になったの?」
凛子は「ちがっ」と否定しようとするも上坂は「緋山さんならいーの?」と聞いてきたのだった。
凛子の表情が少し曇る。
そして凛子は「上坂くんだって私より志保さんの方がいいんでしょ?」と聞き返したのだ。
脆い関係
気まずくなる2人。
凛子も内心は『こんなこと言うつもりじゃなかったのに』と後悔してした。
だが引き返せなくなり「ごめん、今日は帰るね」と家を出ようとする。
すると上坂が「待って、雨樹さん、俺・・」と凛子が持ったドアノブに手を重ねてきた。
『その先は聞きたくない・・・』と気持ちに蓋をしてしまう凛子。
『自分の気持ちも相手の気持ちも見えないように誤魔化してなんとか繋ぎとめてる』と改めて自分たちの関係が脆いものだと実感する。
突然訪問して来た志保
インターホンが鳴ったので「荷物届いたんじゃない?」と凛子は上坂にドアを開けるよう誘導する。
上坂がドアを開けると・・・志保がいきなり上坂の胸に飛びついてきたのだった。
ゾッとする凛子と驚く上坂。
『え・・なんで・・志保さんが上坂くんの家に・・』
するの志保も凛子の存在に気がつく。
志保「雨樹さん、来てたんですね。お邪魔してすみません。さっき連絡入れたんだけど返事を待たずに来ちゃったから」
すぐに志保が「わたし帰った方がいいかな・・」と言うと凛子は「大丈夫ですよ。私が帰りますから。」と涙ながらに立ち去って行った。
「雨樹さん」と上坂の呼び止める声もむなしく・・・
一方の志保は薄ら笑いを浮かべていた。
凛子の心を救う緋山
雨の中、傘もささずに街中をさまよう凛子。
『いつかさよならを言われるのも誤魔化しながらそばにいるのもどっちもつらいならもうこの関係を終わらせた方がいいのかもしれない・・・そして新しい恋をした方がいいのかもしれない』
そう考えながら雨に打たれつづける凛子。
すると「雨樹さん?」と1人の男が声をかけてきた。
緋山だ。
とりあえず傘をさしてない凛子に「風邪ひくから(傘に)入って」と言うと・・・凛子は緋山の胸元に飛び込んだのだった。
凛子『なんでこの人はいつもこんな時に現れるんだろう・・』