目次
登場キャラ
雨樹凛子
本作の主人公。
上坂を志保に奪われたと思い傷心する。
上坂弦
凛子の同期。
凛子に対する気持ちがどんどん大きくなっていく。
緋山余一
凛子が勤務するブライダル会社の専属の営業会社の男。
ルックスも良く女性人気も高いが凛子に惚れてしまう。
飯野志保
上坂の初恋の相手。
婚約中の身でありながらも上坂に家に押しかけ、言い寄ろうとする。
久地
バーの雇われ店長。
上坂の昔からの良き相談相手。
24話 ネタバレ
上坂の回想 緋山への対抗意識
上坂「遊びなら別の人にした方がいいんじゃないですか?」
緋山「俺結構本気なんだけど。だから邪魔しないでね、上坂くん。」
そんな緋山とのやり取りにイライラしてしまう上坂。
上坂の回想 大人の恋愛
すると久地がムキになってる上坂に「恋だね。だって弦があんなムキになってるなんて珍しいじゃん。初恋オメデト♡」とからかってくる。
初恋と言われたのに対して上坂は「一応恋愛経験くらいあるけど」と反応するも久地からするとそれは「お子ちゃまの時の恋でしょ?」と言われてしまう。
*恋愛経験とは志保との初恋のこと
久地「大人の恋愛は重くて苦しくて面倒くさいんだよ」
そう言われるも上坂は内心『は?雨樹さんはただの協定相手だし』と強がっていた。
上坂の回想 言動と感情の矛盾
緋山から2回目のデートの誘いを受ける凛子。
もし凛子が緋山に対して本気なのであれば上坂は別にどうでも良いと思うようにしていた。
だが凛子の携帯に緋山からの着信を目にすると「また緋山さんと会うの?もう会うの辞めたら?」と思わず止めてしまっていた。
『あれ?何矛盾したこと言ってんだ俺。本気なら別にどうでもいいって・・』
自分の思わぬ言動に驚く上坂。
だがすぐに「協定仲間として心配だっただけ」「火曜は緋山さんと会うだろうから当分会うのやめようか」とつっぱねてしまう。
『お互いが好きあってるなら別に止める必要なんてない』と思う一方『なのになんで当分とか曖昧に誤魔化して関係繋いでんだ』と上坂はモヤモヤを感じてしまう。
上坂の回想 余計にひどくなるモヤモヤ
しばらく凛子と距離を置いた上坂。
時間が経てばこのモヤモヤや変なザワつきは消えるものだと思っていたのだが、それはむしろ一緒にいる時より酷くなっていた。
その時になって久地が言ってた「大人の恋愛は面倒くさい」という言葉の意味を上坂は理解したのだった。
上坂の回想 離したくない
ブライダルフェア前日、会社で偶然凛子と遭遇した上坂。
急な地震から守るために凛子をギュッと抱きしめた時、上坂は『やばっ、離したくない』と感じていた。
凛子が自分にだけ見せる弱さや不器用さ、純粋さ全てを離したくないと上坂は感じていた。
それと同時に上坂は自分の凛子に対する気持ちを知ってしまったのだった。
凛子を追う上坂
上坂の胸に飛び込んできた志保。
上坂が「家、教えてないよね?」と聞くと志保は「久地くんに聞いたの」と答える。
さらに志保は泣きながら今婚約中の男とこれから上手くやっていけるか不安に感じていることを上坂に打ち明けてきた。
だが上坂の視線は去っていった凛子の方角を向いていた。
そして上坂は志保を軽く突き放し「ごめん、俺雨樹さん追いかけないと」と凛子を追いかけたのだった。
上坂の気持ち
雨の中、走りながら上坂は考える。
『いつの間にか火曜日は俺にとって特別な日になってた。俺、雨樹さんが好きだ。』
すると上坂の目の前には緋山の胸に飛び込む凛子の姿が・・・