の、ような 読んでみた あらすじ 感想

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登場キャラ

高山希夏帆

作家活動を行う30歳過ぎの女性。
ある日突然、冬真と春陽を預かることになった。

深雪冬真

中学2年生の男の子。
14歳の割にしっかりしており、なるべく希夏帆に迷惑をかけないように気をつかっている。

深雪春陽

冬真の弟。
5歳という年齢からか両親の死をあまり理解していないようだ。

愁人

希夏帆の彼氏であり、冬真と春陽の親戚。
住む場所を失った2人を見かねて希夏帆のところへ連れていく。

1話あらすじ

突然の訪問

作家活動をする希夏帆は今日も〆切前で原稿に追われていた。

仮眠をとっていた希夏帆だったがインターホンが鳴ったのでカメラを覗きにいく。

そこには彼氏の愁人が立っていた。

清めの塩を手に取り「〆切近くは来んなって言っただろ!!」と怒り半分で玄関を開け、思い切り愁人に塩をふりかける。

だがそこには愁人だけでなく2人の男の子も立っていたのだった。

希夏帆「・・・・・誰?」

両親を失った2人の男の子

喪服を着ている3人はとりあえず希夏帆の家にあがり、事情を説明することに・・・

どうやら2人は愁人から見ていとこ夫婦の息子にあたるようだ。

だがそのいとこ夫婦が事故で亡くなってしまい血縁の身内で2人の引き手を押し付けあってるのを愁人が見かねて引き取ってきたらしい。

そして希夏帆であれば断らないだろうと思った愁人は2人をここまで連れてきたのだった。

2人の名前は長男が冬真(14歳)、次男が春陽(5歳)。

『理由的に断らないだろうとふんでなのがハラのたつ・・・』と思ったのだが「〆切よりも子供の生活は待ったなしよね」と希夏帆は2人を引き取ることにした。

2人を見過ごすことができなかった愁人

とりあえず希夏帆は2人をお風呂に案内する。

テーブルに戻り、希夏帆は『あぁ、もう子供って・・』と頭を抱える。

愁人も「ごめんね、忙しい時って来ない約束だったのに」と謝る。

とりあえず2人が成人するまでは預かりたいと考える愁人。

ついこの間まで当たり前のように毎日を過ごしていたのに急に両親と生きていく場所を失った2人の不安を考えると愁人そのまま放っておくことが出来なかったらしい。

すると「お風呂が湧きます」という自動音声が聞こえた途端、希夏帆は慌てて浴室に駆けつけた。

そして着替えをしている2人に「この棚のやつ(シャンプーとコンディショナー)は使うなよ」と忠告する。

「はぁ」とワケも分からず頷く2人に希夏帆は「素直でなにより」と頭を撫でる。

ついでに希夏帆は「さっきは清めの塩なのにひどいかけかたして悪かった」と謝った。

そんな希夏帆を見て冬真は『変な大人・・』と不思議がるのだった。

希夏帆としは一緒に生活するのだからせめて自分の大切なもの知ってほしかったのだ。

結婚はしないよ

そして愁人に「私はしばらく忙しいから役所や学校関係の手続き愁人くん一人で頑張ってよ」と言ったのだった。

「ありがとう」と答える愁人。

愁人はついでに「俺もここに住んだ方が良いよね」と言い出した。

愁人がそう言い出すのも希夏帆は想定していたのだが一応「結婚はしないよ」と釘をさしておいた。

ついでみたいで嫌だったからである。

新しいお父さんとお母さん

冬真と春陽に一通り家の中を案内する希夏帆。

すると春陽が「おじさんとおばさんが新しいお父さんとお母さんなの?」と尋ねてきた。

そしてその問いに希夏帆は「ちがうよ。春陽くんのお父さんとお母さんはもういないけど代わりもいないよ。お父さんお母さんじゃないけど春陽くんたちと一緒にいていいかな?これから毎日ここでご飯したりさっきみたいにお風呂したり寝たりするの。どうかな?いいかな?」と返したのだった。

春陽は「うん、いいよ。」と答え、冬真も『やっぱり変な大人・・』と思いながら「・・お世話になります。」と答えた。

希夏帆も2人の気持ちを想像してみるが、それはやはり想像も絶する不安であった。

だがそんな2人のためにせめてやれることはしてあげたいと考えていたのであった。

2人を手助けできるチャンス

翌日になって家事にヤル気が出ない希夏帆。

だけど希夏帆は『感情を抑えてこっちの生活に合わせてくれているアイツら(冬真と春陽)に悪い』と考えてせめて夕飯だけでも作ろうとする。

荷物の整理を終えて帰宅した2人の前には希夏帆手作りのハンバーグが出来上がっていた。

食べてもらうのは少し緊張した希夏帆だったが美味しそうにハンバーグを食べる春陽を見て安心する。

すると冬真が「バイトしてもいいですか?」と聞いてきた。

どうやらバイトして貯めたお金で中学を卒業したら2人で出ていこうと考えているようだ。

だが希夏帆は少し寂しそうな顔で「うちに居るの迷惑だとか思ってるなら気にせず迷惑かけたらいい」と答えたのだった。

もし2人に何かあったら1番辛くなるのは自分自身だと希夏帆は分かっていたのだ。

だからそんな2人を手助け出来るチャンスが自分にもあっても良いんじゃないか?と希夏帆は逆に提案したのだ。

そして、そんな希夏帆の願いを冬真は「はい」と素直に聞き入れたのだった。

慌ててしまう希夏帆

そんなある日、冬真が急に腹痛に襲われる。

救急病院に連絡し冬真を連れていく希夏帆と愁人。

『これが自分が代わってやれたらってやつか・・人の命預かるって難しい・・』と祈りながら診察を受ける冬真を待つ希夏帆。

診断結果は・・・ただの便秘だった。

それを聞いて希夏帆は腰をぬかす。

だがそんな些細な出来事をキッカケに希夏帆は2人に少しだけ歩み寄ることが出来た気がしたのだった。

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感想

突如一緒に生活することになった希夏帆と冬真と春陽と愁人。
それぞれ立場は違えど、一緒に生活をすることで徐々に気持ちを共有し、成長していく。
そんな4人の成長過程の中で垣間見える小さなドラマを画くヒューマンストーリーです。
これを読んでまず思ったのが、希夏帆姉さんが物凄く大人の女性であるということ。
直ぐに相手の気持ちを汲み取り、自分に出来ることを無理ない程度にしてあげる優しさにはつい心を打たれてしまいます。
それに作家活動をしていることもあり、冬真達に対する説得力のある言葉の数々も素晴らしい。
読んでいてつい頭を縦に降らされてしまいます。
また冬真の14歳ながらに必死に生きていこうとする姿にも心を打たれます。特に春陽を守ろうとするお兄ちゃんの姿は歳とか関係なくカッコイイです。
そんな頑張り屋さんの冬真を無理させない程度に支える希夏帆とのやり取りも見どころのひとつかも知れません。
そんな希夏帆を支えるのも彼氏である愁人の役割なのかもしれません。
愁人も細かいことを気にしない性格ですが、誰よりも優しい心の持ち主。
互いに尊敬し合いながら苦難を乗り越えていく今作は期待値高めです!!!

の、ようなの通信簿

絵柄     ⭐⭐⭐⭐☆

演出     ⭐⭐⭐☆☆

ストーリー  ⭐⭐⭐☆☆

キャラクター ⭐⭐⭐⭐☆

世界観    ⭐⭐⭐⭐⭐

セリフ    ⭐⭐⭐⭐☆

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