目次
登場キャラ
芦屋透
17歳の高校生。
地下空間からの脱出の機会を伺う。
小鳥遊秋人
透と同じように拉致され教会信者として地下に幽閉された30代くらいの男。
透に協力する唯一の人物。
9話 ネタバレ
神官たちの不気味な見送り
地上行きのエレベーターに乗る透と秋人。
だが下にいる神官達は不敵な笑みを浮かべながら拍手で2人を見送っていた。
神官「新しい門出に祝福の歌を捧げましょう。」
あえて押されなかった非常停止ボタン
上手く行きすぎなこの状況に不信感を覚えてる2人。
さらに秋人はエレベーターの外側に非常停止ボタンがついていたのを確認してゾッとしたと言う。
秋人「あの時駆け寄ってきた神官がそのボタンを押さなかったのは不自然なんです。」
もしかするとエレベーターが上がった先に待ち受けているのは健児のような人喰い化物達かもしれないと2人は想像してしまう。
想像した秋人は怯んでしまう。
戦う姿勢の透
だが透は神官から奪った錫杖を手に取り「逃げ場もないのに今さら狼狽えても仕方ないでしょう!!いざとなったら喰いちぎられても走る!!」と戦う姿勢を見せたのだった。
叱られてしまった秋人はすぐに目を覚まし、立ち上がった。
秋人「まさか君に叱られるとは思ってもみませんでした。見直しましたよ。何が出ても下がらない!行きますよ!」
そしてエレベーターの扉が開くと・・・2人を待っていたのは大勢の美少女集団であった。
美少女「お待ちしておりました。芦屋透様、小鳥遊秋人様」
地下の試験
まさかの歓迎に驚きを隠せない2人。
そんな2人に美少女は「ここは本殿の1階になります。地下の試験お疲れ様でした。」と労いの言葉をかける。
なんと美少女達は京子と一緒に透の地下での振る舞いをずっと監視していたのだ。
そして透が地下の矛盾に気がつき脱出行動を起こせば無傷で見送るよう神官に伝えていた。
つまり透が師父の息子に相応しいかずっと試していたのだ。
罪人たちの末路
だがそれは例外の透だけであり、他の信者達はずっと地下生活を送らなければならないのだという。
なぜなら地下にいる信者達はもともと罪を犯した者達だからである。
そして秋人もその1人であった。
美少女「そこにいる小鳥遊様も人には言えない大罪を犯している」
だが今回は透の友人ということで秋人は特別に見逃して貰えたのだった。
油断禁物
その後、温泉に案内された2人。
『すげぇ、高待遇・・・用意された部屋も広かったし・・』と1人考える透。
すると秋人が「俺のことは信用しなくていいです。ただあの女達も警戒して下さいね。」と注意を促してきた。
透も言われるまでもなく美少女達の言動に違和感を覚えていた。
透「あの人たちは地下の試験は終わりと言ったけど地上での試験がないとは言ってない」
改めて気を引き締める2人。
『大丈夫、俺たちには武器がある。地下の絶望で培ってきた揺るぎない精神力』
すると次の瞬間、美少女3人が「お背中流させていただいてもよろしいですか?」と温泉に入ってきたのだ。