目次
登場キャラ
雨樹凛子
本作の主人公。
街中で傷心していたところを緋山に癒してもらう。
上坂弦
凛子の同期。
緋山に抱かれる凛子をみてショックを受ける。
緋山余一
凛子が勤務するブライダル会社の専属の営業会社の男。
凛子に再告白する。
飯野志保
上坂の初恋の相手。
なんとかして上坂と付き合おうとしている。
26話 ネタバレ
凛子の前に姿を表す志保
仕事をする凛子に上坂が今日休みという情報が耳に入ってきた。
すると凛子の前に1人の来客が現れる。
志保であった。
すると志保は突然「あの、言い辛いんですけど挙式の予定を白紙にしてもらいたいんです。」と言い出したのだ。
さらに志保は「昨日あの後、上坂くん体調崩しちゃって夜通し看病してたんです。ただ看病して帰るつもりだったのにお互いに気持ちに嘘はつけなくて、私上坂くんと・・・」と彼氏と別れる為の有りもしない嘘をついてきたのだ。
よく見ると志保の服は昨日と同じ服・・・
そして志保は「そろそろ戻らなきゃ、上坂くん起きちゃうかも・・」と言って帰っていったのだった。
苦しさに溺れる凛子
自分が去った後、上坂の部屋で起きたことを想像してしまう凛子。
『また苦しさに溺れそうになってる・・・』
そんな苦しさにばかり悩まされるのが嫌になった凛子は「やだっ」と声を出し気持ちを切り替えることにしたのだった。
『もうこれ以上、上坂くんのそばにいて落ちたり傷ついたりすることに疲れた・・』
遊園地で休日を過ごす2人
そして凛子は上坂を(いつもの火曜日に)デートに誘ったのだった。
デート当日、2人が向かったのは遊園地だった。
「こんなところで良かったの?」と聞いてくる上坂に対し、凛子は動物を見ては「かわいー」と反応していた。
そんな凛子の楽しそうな表情を見て上坂も和やかな気持ちになる。
楽しい時間を過ごす2人。
そんなひとときを凛子は『あぁ、なんか普通の彼氏彼女になったみたいだな』と感じていたのだった。
昼食も凛子が作ったお弁当をいつものように美味しそうに食べる上坂。
別れを告げる凛子
楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまった。
見れなかった動物ショーがあり落ち込む凛子に上坂は「また今度来ればいいじゃん」と言ってくる。
その言葉に凛子は一瞬目を輝かせるのだったが、必死に自分の気持ちを抑え「ううん、上坂くんとはもう会わない」と伝えたのだった。
凛子「私緋山さんと付き合うことになったの」
驚いた表情をみせる上坂。
そして凛子は「独り立ち出来たから約束通りこれで協定は終わりにするね」と別れを告げる。
そう言いながらも、自分の気持ちを抑える為に凛子は『私達は初めてを捨てるだけの関係。目標が達成されたらお互いに一切関わらない』と必死に正当化しようする。
協定の終わり
すると人にぶつかり凛子が転びそうになる。
そこを上坂は抱きしめて受け止めたのであった。
さらに上坂は凛子をギュッと抱きしめる。
上坂の腕の中で泣きそうになる凛子だったが、必死に涙を抑え「上坂くん・・痛いよ・・」と手を払ったのだった。
『私たちのいびつな協定は今日でおしまい』