漫画アプリ「ピッコマ」で毎週土曜日に連載されている「カラダ」。
本記事は10話のネタバレを投稿しております。
連載が進むにつれ、また定期的に更新して参ります。
※ネタバレ以前のあらすじ気になる方は下にあらすじリンクがございますのでそちらからお進み下さい。
目次
登場キャラ
竜崎翔
30歳?くらいの刑事。
未婚の独身。
菜々緒との過去を忘れられずにいる。
桜木菜々緒
達磨へ自分の体を売った23歳の女。
容姿端麗でその体への注文も多いことから、達磨も菜々緒の体を良き商品として扱っている。
達磨へ行動を制限されることに嫌気がさし、代理母になることで人体貸与の呪縛から逃れる。
本田敏子
肥満体型の24歳の女。
人体取引の契約違反によりゴキブリにされてしまう。
交野
敏子の婚約者。
菜々緒のカラダを借りた敏子に溺愛してしまっていた。
10話 ネタバレ
別れを告げる菜々緒
意識を失った竜崎。
目が覚めたその頃にはもう部屋に菜々緒の姿はなかった。
すると竜崎の携帯に非通知電話が掛かってきた。
電話にでるとその相手は・・・菜々緒だった。
菜々緒「数週間お世話になりました。急に泊めてもらって迷惑かけてごめん。新しい滞在先が見つかったの。だからもう心配しないで。」
心配な竜崎は何があったか問い詰めるが、菜々緒は「私のことは探さないで。子供は生まれたら施設に送ることにした。もう連絡するのはやめるね。じゃあね。」と一方的に電話を切ったのだった。
急に自分のもとから消え去った菜々緒に竜崎は納得できないでいた。
竜崎『またこんな風に俺の前からいなくなるのかよ?また昔みたいに』
赤ちゃん想いの菜々緒
その後、竜崎は1人飲みながらさっきの男が誰なのか考える。
すると部屋の端に見覚えのないピンクの箱が置かれてあることに気がつく。
箱を開けてみるとそこには哺乳瓶と赤ちゃん用の服が入っていた。
さらにその上には菜々緒が嬉しそうに眺めていたお腹の中の赤ちゃんの写真が・・
竜崎は生まれてくる赤ちゃんを心待ちにしていた菜々緒の姿を思い出す。
そして『菜々緒ちゃんがそんな簡単に子供を手放すとは思えない。絶対何かあったに違いない。』と考えた竜崎は菜々緒を探すことにしたのであった。
本田敏子という人物
まず竜崎が向かったのは一昨日一緒に(妊娠の)検診を受けに行った産婦人科であった。
しかし受付の女性は桜木菜々緒という人物は今まで一度も来院していないと言ってきたのだ。
慌てて竜崎は「そんなバカな!一昨日一緒に来たのに・・この病院で診察を受けたんですよ」と証言するが、本当にデータに残っていないらしい。
すると受付の女性が「一昨日の4時の予約で2週間後に検診予定なら・・ひょっとして本田敏子さんじゃありません?」と言ってきたのだ。
聞き覚えなない名前に動揺する竜崎だったが、受付の女性が「このお方で間違いありません。」と言うので、竜崎は一応本田敏子という人物の情報を聴取したのだった。
*すでに警察手帳は提示済み
別人
すぐに上司に連絡した竜崎は本田敏子の情報を伝え、住所を仕入れる。
該当住所のマンションの管理人に接触すると、管理人も去年からずっと姿を見かけなくなったと言うのだ。
管理人から本田敏子の写真を見せてもらうと・・・それは菜々緒本人であった。
さらにその前の住所の大家にもあたってみたが、その大家は「本田さんは太っていて顔もお世辞にも綺麗とは言えない・・」と言うのだ。
菜々緒の写真を見せるも「全くの別人」と大家は答える。
すると大家は「そういえば・・数ヶ月前にも男の人がこのお嬢さんを探しに来てましたけど」と言い出した。
婚約していたのにも関わらず本田敏子はその男の前から突然姿をくらましたらしいのだ。
念の為大家はその男の連絡先を貰っておいたらく、竜崎は大家からその番号を入手した。
そしてその番号に連絡した竜崎は喫茶店で男と待ち合わせることに・・
交野という男
喫茶店で竜崎が1人待っているとそこに現れたのは交野稔という痩せこけたメガネ男だった。
会った瞬間、竜崎は交野に見覚えがあることに気がつく。
それは数年前、たまたま街中を歩く菜々緒を見かけた時、菜々緒と腕を組みながら歩いていた男であった。
交野も突然いなくなった本田敏子を10ヶ月以上必死に探してきたのだが、何一つ手がかりを得ることが出来なかったらしい。
竜崎が「ひょっとして桜木菜々緒という名前をご存知ですか?2人のうちどちらかが仮名を使っているようなのですが・・」と尋ねると交野は意味深なこと言い出した。
交野「刑事さんがお探しの桜木菜々緒・・僕の探している本田敏子・・2人は別人でありながら同一人物でもあります。」
竜崎が「それはどういう・・」と反応すると交野は「人体取引って・・ご存知ですか?」と言い出したのだった。