目次
登場キャラ
瀧沢里英
本作の主人公。
社内の2個上の寧史と交際していたが突然別れを告げられる。
黒木裕一
里英の婚約者。
だがその婚約には何か裏がありそうな予感・・
桐谷寧史
里英の元カレ。
出世欲が強く、黒木をライバルと捉えている。
美和
里英の仕事仲間。
1巻③ ネタバレ
どうしても引っかかってしまう一面
式場を下見する黒木と里英。
素敵な外観に黒木も大満足の様子。
さっそく式の日程を決めることになったのだが、黒木はお日柄が気になるようでなかなか日にちが決められなでいた。
『そういうの気にするタイプだったんだ・・』と思った里英。
里英が「真夏以外ならいつでも」と答えたると黒木も「僕も早い方がいいので」と賛同する。
だがその黒木の表情がどこか暗かったのが里英には気になってしまった。
里英『どうして肝心な時に何か引っかかるんだろう・・』
それでも里英は『寧史への当てつけで結婚する自分に文句を言う資格などない』と言い聞かせたのであった。
寧史から逃げる里英
仕事場で経理部仲間である美和と談笑する里英。
*美和は里英が婚約したことは知らない
すると美和は「里英、すっごい損したね。桐谷主任が来たんだよ。経理部に。また来ますって言ってたけど」と言ってきたのだ。
寧史に会いたくない里英は焦った様子で席を立ち、逃げようとする。
久々の再会
倉庫室に逃げ込んだ里英は気持ちを落ち着かせる。
里英『よく考えたら寧史の方こそもう私に関わりたくないはずだよね、勝手に動揺してバカみたい』
昔倉庫室で寧史に抱きしめられた思い出に浸る里英。
思い切って電話帳から寧史の名前を消そうとしたその時・・・寧史が現れたのだ。
「里英」と名前を呼び近寄ってくる寧史。
そして寧史は手を引っ張って抱きしめて来たのだ。
問い詰めてくる寧史
「放して!!大声出すよ!?」と里英は必死に嫌がるが、寧史は「聞いて欲しいことがある。その為に来た」と言ってくる。
電話を切ったのも興信所をつけられて何も出来なったようだ。
「ちゃんと連絡したかった。それは本当だ。」と寧史は真剣な眼差しを向けてくる。
それでも納得できない里英は「お幸せに」と言い立ち去ろうとする。
すると寧史は「黒木裕一とはどういう関係だ」と聞いてきたのだ。
その質問を『ライバルに遊び女を取られて腹がたったの?』と捉えた里英は高笑いする。
心配する寧史は「あいつは絶対里英を傷つける」と注意を促すが里英が聞く耳を持とうとしない。
そして里英は「結婚するの。私と黒木。どう驚いた?今貴方が感じてるその気持ちが私のあの時とと同じ気持ちよ!!」と涙を流しながら言ったのであった。