登場キャラ
田中藍名
本作の主人公。
10歳歳下の卯月と結婚する。
卯月との結婚生活に満足している。
八幡任
卯月の作家時代の担当編集者。
仕事のトラブルで困っていた藍名に手助けする。
戸部嗣智
藍名の元婚約者。
藍名との婚約中に新入社員の美優と付き合うことになり、藍名に別れを告げる。
現在はもう美優とは別れている模様。
初瀬美優
藍名が勤める会社の後輩。
藍名と婚約中の嗣智を奪い、交際している。
しかし卯月と交際している藍名への嫉妬を持ち続けている。
観察する八幡
藍名と嗣智の修羅場に遭遇した八幡。
さらにそこには婚約者を略奪した美優もいた。
なんとなく状況を理解している八幡はとりあえず3人の様子を観察することにした。
八幡『すげぇ面白そうな場面に出くわしちまったな』
恋に盲目中の嗣智
さっそく藍名は嗣智に「あの子(美優)タチが悪いわよ。根も葉もない噂をばらまいてくれてるみたいなの」と忠告する。
だが鈍感な嗣智は「初瀬さんがそんな事するとは思えないけど、イメージの問題じゃないかな?」とかなり能天気な態度をみせる。
しかし藍名が「あの子(美優)独身の金持ちには全員アプローチしてたって常務が言ってたわよ」と言うと嗣智の態度は一変したのだ。
嗣智「みゅうはそんな子じゃない!!!」
声を荒らげ動揺する嗣智。
完全に周りを見失ってる嗣智に藍名は呆れて笑みをこぼす。
そして藍名は「素晴らしい純愛じゃない、そこまで決心してるなら少しくらいの気の迷いは許してあげるわよね?」と言ったのだった。
修羅場
藍名は今自分の生活が美優によって掻き乱され、迷惑していることを伝える。
藍名「彼女、夫が仕事をしてるとこにお押しかけてきて、人目があるのに「サイン下さい」って強請ったり」
それには嗣智にも心当たりがあった。
嗣智「そういえば最近本を読むように・・」
すると藍名はスマホの時計を見て「この時間なら今日も来てるんじゃないかしら」と言い出したのだ。
そして「彼女の定位置があるらしのよ」と言って後ろのテーブルとを隔てるブラインドを上げると・・・そこにはなんと読書をしてる美優がいたのだった。