目次
登場キャラ
天童歩
本作の主人公。
弱々しい性格で何事もなく学校生活を穏便に済まそうとするが鈴木山達に目をつけられてしまう。
鈴木山
学校の不良。
誰かターゲットに絞り殴る蹴るなどの暴行を繰り広げる。
若保囲
学校の不良。
鈴木山と違い知的な面があり冷酷な命令をパシリ達にされる。
鶴巻真魚
学校の不良。
鈴木山と一緒にいる女子生徒。しかし鈴木山には若干の恐怖心を抱いているようだ。
又賀
歩のイジメに気がつき教師に報告するも鶴巻の手下に密告され、陰部写真を撮られるなど逆に弱みを握られる。
須田
鈴木山達にパシリにされる生徒。
いつもありもしないジュースを買いに行かされ、見つからず理不尽な暴行を受けている。
3巻③ ネタバレ
問い詰められる又賀
歩が鶴巻に相談を持ちかけた事で又賀が事情聴取を受けるという最悪な展開になってしまった・・・
だが歩は自分を正当化するあまり、この選択が正解だったと思うようにしたのだ。
歩『又賀を救うのは二の次でいい。そうだ・・この行動に間違いはない・・これが正解なんだ・・』
鶴巻はすぐに溜まり場に又賀を呼び出して「天童の他に(写真のことを)誰に話したの?」と問い詰める。
又賀は「・・話してないよ。天童以外には・・」と答える。
しかし鶴巻は歩に(写真のことを)話したのも裏切りとみなし、又賀に罰を与えると言い出したのだ。
歩も鈴木山から「つーかお前よくも俺のこと騙してくれたよな?これはペナルティーで済む問題じゃねぇぜ」と睨みつけられてしまう。
怯んでしまう歩。
歩『ダメだ・・結局こうなったら・・正解なんてない・・』
崖NOBO
すると若保囲がとある提案をしてきたのだ。
若保囲「みんなでゲームしねえか?今俺ら罰ゲームかけてこの崖NOBOってスマホアプリやってんだけどお前らもやってみねえか?」
それは4人対戦のアプリを行い、負けた1人が罰ゲームを受け、それ以外の3人は罰を清算出来るというゲームの提案であった。
ゲームに参加するのは歩、又賀、須田、若保囲の4人。
若保囲以外の3人はそれぞれ背負っている罪がある為、ゲームに勝って是か非でも罰を清算したいところ・・・
又賀も「勝ち抜けるだけで許してもらえるなら、私やるよ」と参加の意思を表明する。
そして歩も強制的にゲームに参加することになったのだった。
若保囲が崖NOBO初心者の又賀と歩にルールを説明する。
*崖NOBOは4人一斉に崖を登るレースゲーム
・1位には25ポイント与えられる
・先に100ポイントに到達した人が1位
・1位が決定した時点で1番点数が低い人が最下位
与えられたハンデ
すると又賀が「私たちはやったことないんだし、不利じゃない?何かハンデもらえないかな」と提案する。
それに対し若保囲は歩と又賀に+25点のハンデを与えた。
だが実は又賀は崖NOBOの経験者だったのだ。
又賀『このゲーム実は前にハマってたし結構自信あるんだよね・・ウケる。これもう完全に天童追い詰めるイベントじゃん』
歩も『ビリだけは避けなきゃ』とビクビクする。
ビリになった須田
そしてレースはスタートした。
又賀は着実に点数を伸ばす。
そして4回のレースを終え・・・結果1位は又賀、そして最下位は須田となったのだった。
裏技を使った若保囲に須田は「い・・今のアリなの?いつもやってる時はなしって・・」と言い訳を並べる。
それに腹を立てた鈴木山は須田を思いきり殴り「負けは負けだろ!認めろよカスが、そうだお前よぉ、裸踊りしろよ!」と命令したのだ。