登場キャラ
芦屋透
17歳の高校生。
罪を受ける澪を庇おうとする。
鵜飼太一
後継者の1人。
気弱な小学生。
世良達海
後継者の1人。
不気味で何を考えているか分からない神父。
八代京子
日照雨の会の幹部的ポジション。
透を誘拐してきた張本人。
20話 ネタバレ
世良のフォロー
信者達から選択を迫られた透。
すると世良が「まぁまぁ彼も未成年です。少し時間をあげて下さい」と時間稼ぎをしてくれたのだ。
信者達の注意がそれたタイミングで世良は「保身で男を殺しますか?偽善で男を救いますか?」と耳打ちしてくる。
透が「できれば救いたい」と答えると世良は1つだけアドバイスを吹き込んだのだ。
透がとった選択
時間が経ち、再度選択を迫られた透。
そして透は・・・「じゃあ、殺そう!!」と答えたのであった。
しかし透は男を殺す上で1つだけ条件を付け加えた。
それは透自らの手で男を殺すというものであった。
師父がいない今、自分が師父に代わって奇跡を起こすというのだ。
透「俺は師父の息子だ。まだ未熟とはいえ遺伝子的に奇跡の能力を継いでいる。」
そして透は「俺が殺してもちゃんと生き返ればお前は無罪放免だ!」と言い、刀で男の心臓を貫いたのだ。
すぐに駆け寄った京子が男の傷口を確認する。
すると男の傷口は既に塞がっていたのだ。
目の前で奇跡の力を見せられた信者達からは大歓声が上がる。
信者達「すごい・・さすが透様だ!!もう奇跡がっ!!師父様のお力が使えるなんて!!」
トリック
『絶対に裏がある』と思った京子は信者達を一旦部屋の外に追い出す。
そして京子は「透君にまだ奇跡を起こせるはずがない。何をしたの!?」と問い詰めたのだ。
すると世良が「焦らずともこれは奇跡ではありませんよ」と透の手を掴んだ。
透の手を見てみると・・・なんと血だらけになっており、さらには刀で貫通した跡があったのだ。
世良「透君は自分の左手を刺して貫通させたのですよ」
男の胸元についたのは透の手から出血した血だったのだ。
京子は『こんな大怪我しながら信者の前で平然と演技してみせたっていうの?』と驚愕してしまう。
そして京子は透の手を止血すると、「後で救護室行きなさいよ。次はこんな小細工騙されないからね!!」と言って、部屋を出ていったのだ。
世良の洗脳術
透は世良に「アドバイス助かったよ」と感謝を伝える。
透「彼を助けたければ絶対に信者の考えを否定するな、だっけ?」
世良は自分が送ったアドバイスについて「洗脳っていうのは簡単には解けないんですよ。だったら肯定して肯定して別の考えを刷り込んでやればいい」と説明する。
そんな世良の言葉に透は『こいつ・・ずいぶんと人の操り方に詳しいが何者なんだ?』と注意を払ったのだった。
殺された妻
透によって助けられた男はすぐさま別室で罰を受けている妻のもとへ向かう。
だが時既に遅く、妻は1人の信者によって切り殺されていたのだ。
男「うあああぁぁぁぁぁ!!!」