目次
登場キャラ
エリーゼ・ド・クロレンス(高本葵)
本作の主人公。
医者になる為、テレサ病院で研修を受けている。
病院ではローザと名乗っている。
グレアム・ファロン
テレサ病院の最年少教授である天才医師。
エリーゼの指導係。
エリーゼの仕事ぶりに驚愕し、認めるようになる。
ハンス
救護所のメンバーの1人。
エリーゼに救護所の案内をする。
17話 ネタバレ
グレアムの指示
救護所に現れたグレアム。
さっそくグレアムはハンスに「私が席を外してる時は君が代わりに見てあげてくれ」とエリーゼの面倒をみるよう指示を出した。
支持を受けたハンスは『こんな柔弱そうな少女が耐えられるのか?重症患者どころか血を見ただけで失神してしまいそうだが』と思ってしまった。
エリーゼの面倒をみるハンス
グレアムが席を外した後、エリーゼに救護所の案内をするハンス。
救護所メンバーに課せられた役割は主に重症患者の診察とそれを各担当の先生へ報告することであった。
地球の救急救命室も同じような運営体制であった為、エリーゼはすぐに飲み込んでしまう。
エリーゼと話しているうちにハンスは胸のトキメキ(恋?)を感じるようになっていた。
すると部下が慌てた様子で「先生!急患です!!」と報告しに来たのだ。
そしてハンスも「ローゼついて来て!治療の仕方を教えるから!」とエリーゼをつれて治療室に急いで向かったのだ。
間違いに気づくエリーゼ
医療室に着くと、1人の男性患者が極度の胸痛を訴えていた。
心臓に問題があると思ったハンスはすぐに心臓電流測定機器を持ってくるよう部下に指示を出す。
だがエリーゼは一目見てその患者が痛みを抱えているのは心臓が問題ではないと見抜いていた。
エリーゼ『今の状態からするとグレアム先生が来るまで持つかどうか・・・』
そしてこの状況を見かねたエリーゼは「聴診器を貸して下さい!後でちゃんと説明しますので!」とハンスから聴診器を奪ったのだ。
指揮を取り出すエリーゼ
聴診器を当て、エリーゼはすぐに患者が気胸であることを見抜く。
*気胸とは胸腔に空気が入り肺が潰れている状態
さらにその気胸は緊急性気胸といい、すぐに処置を施さないと死に至る大病だったのだ。
エリーゼは周りにいるスタッフに「消毒薬と注射器を準備して」と指示を出す。
指揮を取り出したエリーゼに「な、何をするつもりだ・・」と驚くハンスであったが、エリーゼはそんなことお構い無しに「患者さんの体を掴んでいてください」と指示を出し続ける。
そしてなんとか注射器で胸腔に溜まった空気を抜きだすことに成功したのだ。
駆けつけたグレアム
一安心するエリーゼ。
そしてエリーゼはハンスに「勝手なマネをどうかお許し下さい」と頭を下げた。
するとそのタイミンでグレアムが「患者はどこだ?」と慌てた様子で現れた。
既に完璧に治療されている患者を見て「一体どういうことだ?」と驚くグレアム。