目次
主要キャラ
花里舞衣子
本作の主人公。
はとこの理音と再会する。
花里晴海
舞衣子の旦那。
44歳のバツイチ。
完全に理音に嫌われてしまう。
理音
舞衣子のはとこ。
料理教室も経営している。
その正体は男であった。
22話 ネタバレ
女装していた理音
理音の正体が男であることを知り晴海は呆然としてしまう。
理音「なに?ジロジロ見んなよ!キモイんだけど。もしかして舞衣子から聞いてなかった?オレが男だって。」
晴海「今知ったよ。」
すると理音は「ふ~ん。何も話してもらってないなんて舞衣子に信用されてないんだね。」と得意げな表情を浮かべる。
そこに舞衣子も「理音!下着姿でウロウロしない!着替え渡したでしょ?」と平然と現れる。
理音「やだよ!あんなネズミ色のくそダッサいスウェットなんか。舞衣子の貸してー」
舞衣子の日常
すぐに晴海は舞衣子を別室に呼び出した。
晴海「りっちゃんが男だってなんで最初に言ってくれなかったの?」
だが舞衣子は「紹介する時わざわざ性別は言わなくてもいいかと・・」と答え、晴海も『そう言われればそうだな・・』とすぐに納得してしまう。
舞衣子「もしかして女装されてる方が苦手でしたか?」
晴海「いやいや、全然。個人の自由だし。今まで周りにいなかったから正直驚いたけど。」
どうやら理音の女装は幼少期からのものらしく、舞衣子にとって日常だったようだ。
舞衣子が今も好きで女装をしているのか理音に聞いてこようとすると、晴海は「会ったばかりでいきなり聞かれても困るだろうし追い追いで」と止めたのだった。
そんな晴海の気配りが嬉しかった舞衣子は「理音のこと気にかけて下さって嬉しい!!」と手を握ってきた。
舞衣子「少し気分屋で我がままですが根はとても優しくてとてもいい子なんです。何卒よろしくお願いします。」
そんな舞衣子の言葉を聞いて晴海は『りっちゃんが好きなんだな』と思ったのだった。
理音の不可解な行動の数々
1人風呂に入る晴海は理音について考える。
舞衣子の理音に対する気持ちは理解出来たのだが、どうしても理音の行動に不信感を覚えていた。
晴海『彼の行動は謎すぎる・・何か事情があるようだが、オレが口を挟んでいい事なのか・・』
それに今回たまたま理音と再会したことにも『そんな偶然が続くか?』疑問を感じていたのだ。
睨みつけてくる理音
風呂から出るとそこには仲良さそうにする理音と舞衣子の姿があった。
そして晴海が「舞衣子さん、お風呂どうぞ」と言うと理音はギロっと睨みつけてきたのだ。
煽り合う2人
理音と2人きりになり気まずくなる晴海。
とりあえず「細いのに結構食べるんだね」と話しかけるも理音は「若いからじゃね?代謝が違うんだよね中年とは!」とバカにしてきた。
さらに理音は「え?まさかキレてんの?歳のこと気にしてた?歳とるとキレやすいってマジかー」と晴海を煽りに煽ってくる。
さすがに晴海も自分が煽られてることに気がつく。
それならばと晴海も「「子供叱るな来た道じゃ老人笑うな」という言葉を聞いたことは?」と難しい言葉を使い必死の抵抗をしたのであった。
理音の本心
そして晴海は「最初に公園で会ったのは本当に偶然?」と本題に入った。
すると理音は「なんだ。ただのマヌケかと思ってたけどそんなに鈍くないんだな」と答えてきたのだ。
晴海は必死に怒りを抑え「なにか困っていることがあるなら相談にのるよ」と手を差し伸べる。
晴海はどうやら理音がお金に困ってると思っていたようだ。
だがそんな晴海のお人好しな態度に余計腹を立てた理音は「なに?困ってるつったら金くれんの?」と聞いてきた。
晴海はそんな理音の言葉にも「金額と使い道によるけど貸すよ」と親身に答える。
そして理音は本音を打ち明けてきたのだ。
理音「金なんかいらねーよ。くれるなら舞衣子くれよ。つーか舞衣子をオレに返せ!!」