登場キャラ
森岡マモル
ホラー作家。
叶奏の本性を知ってしまい疑心暗鬼になってしまう。
橘叶奏
マモルの彼女。
正統派の清純女子。
自分の本性をバラされ、マモルに会って話がしたいと持ちかける。
橘智宏
叶奏の夫。
職業は税理士。
浮気する叶奏を追い回す。
14話 ネタバレ
泣き崩れる叶奏
智宏は他の男を弄んでいる叶奏の反応に苛立ちをみせる。
そして智宏は「夫が・・俺がいるのに!!貴様って女はっ!!」と叶奏の髪を掴んだのだ。
怒りのあまり手をあげようとする智宏。
その瞬間、叶奏は「ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!」と頭を抱えだしたのだ。
謝りながら泣き崩れる叶奏。
それを見て智宏も冷静になったのか、「悪いって分かってるのに・・どうしてやっちゃうんだ??俺が嫌いか?」と優しく頭を撫でる。
自分のことが嫌いならハッキリして欲しいと言う智宏に対して、叶奏は怯えながら答えた。
叶奏「と・・・智宏さんは・・・必・・要・・こんな私なの・・に心から愛して・・くれるんだもん」
振り回されっぱなしの智宏
男を弄んでばかりの自分を憎んでるよね?と尋ねる叶奏に対し、智宏も「殺してしまいたい・・他の男どもも一緒に・・」と同調する。
智宏は叶奏に出会ってからずっと振り回されっぱなしであった。
自分の妻が他の男たちに抱かれていると知りながら何故かそれに興奮してしまい、そんな自分が情けなくてついつい感情的になってしまう・・・
智宏『こんなオレにお前がしたんだぞっ!!叶奏!!』
そして興奮してきた智宏は勢いのままに叶奏を抱いたのだった。
マモルのことを考える叶奏
智宏に抱かれながら叶奏はマモルのことをずっと考えていた。
叶奏『マモルくん、待っててね!約束通り守ってくんだけの私になるからねっ!!』
叶奏は女としてのささやかな幸せが欲しかっただけだった。
その為に智宏は「まだ必要」と答えたのにすぎなかった。
マモルのことを考え続ける叶奏。
だがふと鷹野の顔が脳裏をよぎった。
その瞬間、叶奏は女の顔になったのであった。
坂下への返信
智宏と一夜の営みを終えた叶奏。
智宏が寝ている横で叶奏は携帯をいじっていた。
携帯には坂下からの連絡が・・・
坂下「へんしんなんでくれねぇの?会いたい!早く会いたい!頼む~!会ってくれるまでメールし続けるぞ!」
そのメールに叶奏は「了解です」と返したのであった。