漫画アプリ「ピッコマ」で毎週木曜日に連載されている「TEN」。
本記事は11話〜21話まで連載された1年生編を投稿しております。
連載が進むにつれ、また定期的に更新して参ります。
※ネタバレ以前のあらすじ気になる方は下にあらすじリンクがございますのでそちらからお進み下さい。
洗礼を受ける拓
学校へ到着し寮へと案内される拓。
寮は相部屋で拓は気の弱そうな内田という男子と同室となった。
内田は学校では暴力の的となっており、顔には殴られた跡が、、
拓もその弱そうな外見からか早速暴力の対象となり、数名の生徒から殴る蹴るの暴力を受ける。
部屋に戻った拓と内田は改めてこの学校が地獄であるかということを再確認したのだった。
翌日起床し起き上がる拓。
その目の前には首を吊った内田の姿が・・・
しかし内田が死んだ以降も学校ではいつも通り他人への暴力が横行しており、当然拓も暴力を受け続けていた。
心身ともに限界に達した拓、、、
拓はついに首を吊って自殺することを決意する・・・がロープが切れてしまい死にきれなかった。
木戸との出会い
翌日、新たに相部屋になった木戸という眼帯をつけた転校生が部屋に来た。
木戸は部屋に来るや否や、拓に喋りかけるな、ベッドの上は俺が使う、などといきなり注文をつけてきた。
そんな木戸もいきなり転校の洗礼を受ける。
不良生徒から昼食のバイキングをパシるよう命令される木戸。
しかし木戸はその挑発を買い、不良生徒とタイマンすることになる。
周りのギャラリーも大勢いてかなりアウェイな中、木戸は不良生徒のパンチを躱し、フックで一発カウンターを決め不良生徒を沈めた。
パンチを受け立ち上がれない不良生徒を見て、周りのギャラリーも唖然とする。
さらに木戸は自らを「インターハイボクシング部門金メダリスト」と名乗り周りの生徒を凍りつかせる。
すると急に周りの生徒も木戸に手のひらを返しへりくだり出した。
それを遠くから見ていた拓は木戸に妙な憧れを持ったのだった。
部屋に戻り拓は「頼む。ボクシングを教えてくれ」と木戸に懇願する。
初めは拓のお願いを断っていた木戸だっだが、拓の首にあるロープの跡を見て気が変わり条件付きでボクシングの指導することを承諾する。
その条件とは1日10発殴らせること。
拓はその条件をすぐに承諾し2人の取引は成立したのだった。
その瞬間、条件通り木戸は拓を思いっきし殴る。
それ以降、木戸による拓のトレーニングが始まった。